ジョイコンをスケルトン仕様にする(右編)
忘れたころに後半戦。ひと月経つのはやいね…
(前半戦はこちら 日本語やばかったのでタイトル修正した)
では早速スタート。
繊細Yネジ*1を外します。
開きました。晴れて保証対象外。
さっそく右ジョイコンのめんどくさポイントなのですが、ネジ3つと配線2つを外さないとバッテリーのとこのパーツが外れません。小さい上に入り組んだ場所に取り付けられているのでピンセット必須です。
どいつもこいつもめんどうな位置にある。
グレーの配線。スナップボタンみたい端子をひっぱって外します。ちぎれそうで怖い。
ちなみにすぐ下にバッテリーのケーブルの接続部もあります。力を入れてン゛ッと抜くタイプの端子です。精神に余裕がある人は引っこ抜いておくと作業がしやすくなります。
Rボタン周辺から生えているリボンケーブル。パーツの隙間を縫って地下の基盤と繋がっていてコレがまためんどくさいです。
バッテリーのパーツを少し持ち上げてピンセットを突っ込み、固定スイッチをパチンと跳ね上げると外れます。
取れた。
こんにちは基盤。ここからはバツバツとネジを外しまくるだけで左と似たような手順。ネジの数だけで言えば左より楽ちんちんです。
…と思ったらなんか底からフレームみたいなパーツ出てきた。なんだこれ。
このフレーム的なパーツの端っこの方はIRカメラと繋がってます。特に固定されてるわけではないので普通に外します。
ジャンクパーツみたいな状態再び。
壊れてないしこのあと詰め直すだけなんですけどこの状態ホント落ち着かない。
ボタン。(この写真いる??)
クリアカバーにボタンや他のモツを詰め直します。
いろんなパーツを順番につめつめしないといけないのですが、固定されていないパーツが多く些細な衝撃でパーツがズレる→最初から組み直しの繰り返しで非常にイライラします。自身の器の大きさが試されますね。自分はペットボトルの蓋くらいの器なのでブチギレながら詰めました。
書きながら気付いたけどマスキングテープとかで仮止めしながら詰め物するといいかもしれないですね。(いまさら?)
詰めたらカバーを閉めて完s…
閉め…し…
閉まらない…
そう、製品そのままだと閉まらないんですよ。右ジョイコン最大のめんどくさポイントです。
観察してみると、どうやらクリアカバーの内側のリブ*2の配置が純正パーツと微妙に異なっており(意図的なものか設計ミスかは不明)そのまま閉めようとするとバリバリ干渉します。
んで、カバーの方を削ったりヤスったり破壊したり色々やったんですが上手くいかなかったので、
ジョイコンのスライドジョイントのフチのところですね、ここを
スパーンと切り落としました。あんまり本体側を弄りたくないという思いはあったのですが、まぁ元々開けた時点で保証外ですし、いいよね。
Amazonのレビューを眺めている感じ、右ジョイコンには要因違えど何がしかの加工必須箇所があるみたいですね。左はなんともないのになぁ…
なにはともあれこれで右ジョイコンもスケルトン仕様にできました。ヤッタネ。
カックイイー〜
本体と合わせて。主張しすぎない色味と、スケルトンがいい具合に醸し出すギーク感が大変よいですね。めんどくさい連呼しながら作業しましたがこの仕上がりを見ると中々の達成感。やってよかった…
作業レポートとしては以上です。
総括。左との違いはこんな感じです。
・ネジを外す箇所がすくない(うれしい)
・パーツが多く配置も複雑なので色々付け外しがある(めんどくさい)
・設計の問題上キットそのままだと組めないので要改造(超めんどくさい)
…左と比較して普通に難しかったです、右。
特に最後のやつが致命的で、ロット?によってハマらない要因が様々あるようなので、現物合わせの対応を求められるのが最高にオススメできません。パーツの合いが悪い昔のプラモ作ってる気持ちになります。しかも隣にいるの精密機器だしね。気遣うわ。
ただ、仕上がりはやっぱり素敵なのと、電子工作的なモノが無く地道な組み立て作業の繰り返しなので「絶対にコレを作り上げてみせる」という強い意思さえあれば誰でも出来るという絶妙な難易度になってるかなとも思います。
この記事より詳しくより丁寧な参考記事or動画も沢山転がってますので、興味があったらやってみる価値は大いにあると思います。レッツ保証対象外!