大映自然史博物館展の話
前日は都心部に出張で、夜はわざわざ飲み会のためだけに山中の職場*1に戻るといういつも部署に引きこもって仕事してる奴からするとわりとハードな1日を過ごしたのでゆっくりしようかと思ったが「大英自然史博物館展」がもうあと2週くらいしかないらしいので突発で行ってきた。
そもそも家で過ごすつもりだったし二度寝してしまったので結局家を1時過ぎに出て2時半くらいに会場についた。こんな意味のわからん時間でもわりと混んでた。さすが国立科学博物館。
大英博物館は昔ロンドン行った事あるのに行った事がなくて今でも「何で行かなかったんだろう」と当時の自分がまったく理解できない。
だから今回の、もともと大英博物館の一部である大英自然史博物館のモノが日本で観れるってのは結構楽しみだった。
大映自然史博物館展、来て早々キリンの生首の模型とか交尾中に死んだ三葉虫の化石とかパンチ効きすぎだろ pic.twitter.com/5ICGdaiGH5
なんかこう、もっと学術的で*2歴史的な*3かんじの高尚なブツが並んでると思ってたので、俗っぽいというか、金持ちの道楽というか、なんか言い方がアレだけど秘宝館的ななんでもあり感が期待してたビジョンとは違ったけどこれはこれでとても面白かった。
呪われたアメジストとか普通のアメジストにしか見えなかったしこれなら俺がその辺の鳥の羽拾って「極楽鳥の羽です」って寄贈したら展示してもらえるんじゃねえかな…とか思った。
個人的におもしろかったのは鳥の仰向けの標本がやたら多いことだった。
なんだこの保存方法。
他にも色々貴重なやつがあった。
始祖鳥は実物見ると轢かれたカエルみたいだなと思った。
ちなみに始祖鳥はまだ恐竜なのか鳥類なのかそもそも飛べたのかもわかってないらしい。「恐竜博2016」のスピノサウルスの話聞いた時も思ったけど恐竜の話って日進月歩っぷりが面白いよね。
古今東西多彩なジャンルのレアものが見れるけど自分の1番イチオシは仰向けの鳥の標本です。こんなふうに保存する時代があったんだ〜ってなる。鳥の仰向けの標本フェチの人は行くと幸せになれると思います。