備忘録台帳

虚無虚無プリン

夜は短し歩けよ乙女の話

 

見てきた。

 
映画『夜は短し歩けよ乙女』公式サイト

 

まさかのミュージカル映画だった。

 

 

アニメーションは四畳半から更にパワーアップした感じで豊かな色彩なキャラがウネッウネ動いてそれだけでも見てて楽しいんですけど、ま〜あ演者の方々が皆さんお上手で、オモチロいセリフまわしも相まってハイテンションのままラストまで全力疾走する映画です。

学園祭パートの偏屈王のミュージカル、劇場じゃなかったらきっとゲラゲラ笑ってたわ。

 

 

手堅くプロ声優多めなんですけど、芸能人組もしっかり個性出てたのがとても良かった。

星野源の声質は早口になるとぶっちゃけ聞きづらかったりしたんですけど、先輩のキャラを考えるとハマってたし、ロバート秋山もパンツ総番長なんて出オチのパワーキャラを見事な演技力で乗りこなしてた。新妻聖子のキャラも派手に目立たないながら良い脇役だったなぁ。後ろ2人が演ずる演劇部ミュージカルパートは素直にスゲェなって思ったし

 

パンフによると四畳半のパラレルワールドって設定らしく、樋口師匠とか羽貫さんとか知ってるキャラだけどなんとな〜く四畳半で見た時と雰囲気違ってて「この人こんなんだったか?」ってなったけどその設定だとしたら納得。中井verの樋口師匠も藤原verとは似て非なるモノ感が不思議でこれまたオモチロかった。

この2人がいるなら城ヶ崎先輩も欲しかったけど流石に四畳半色が濃くなりすぎるからかニセ城ヶ崎先輩ってキャラが代理で居ます。声本人なのに。ムダなところも全力なんだよなぁ。

 

とにかく、登場人物がどんな出番あったかしっかり印象に残ってる映画っていいよね。

 

そんでまぁこの映画たった90分なんすよ。90分でこの密度。よく綺麗にまとめたなぁと感心しきりです。近々もっかいくらい見たいなと思える映画でした。ここ最近はアニメ映画外してなくて良いね。